2024年6月定例会

開催日:2024年6月4日

今月もWG活動で取り組むテーマについて議論を行いました。AIツールに注目が集まりましたが、AIと言っても生成系のAI、機械学習・クラスタリング・概念検索など、いろいろな活用がありますね。後日投票を行いテーマが決まりますが、おそらくAI系に関しては何かしら取り組むことになるかと思われます。

2023年度のWGの活動の成果をINFOPRO2024で発表します!。無料なので、興味ある方は是非聴きに来てください。EPI協議会(JEA)の発表は7月5日の午後です。

「再公表特許廃止による調査分析での注意点 ー日本特許件数の集計と出願動向把握再公表廃止の影響ー」

2024年5月定例会

開催日:2024年5月10日

今月は活動年度が切り替わるため、WG活動で新年度に取り組みテーマについて議論しました。要望が多かったのは、ChatGTPを含めたAI系ツールの活用やCGCにも関係するIPランドスケープに関するテーマでした。来月も引き続き検討して、取り組みテーマを決めていきます。

2023年度にWG活動の一つとして取り組んだ「再公表廃止の影響」について、7月に開催されるINFOPRO2024での発表に向けて2月から検討しておりました。メールでの意見交換を含めて活発な議論が行われ、5月上旬までに発表申請、予稿集原稿提出と着々と準備が進められております。

2023年度総会

開催日:2024年5月10日

対面プラスTeamsのハイブリッド形式にて、総会を開催しました。

 総会ではまず、2023年度の活動実績の報告、役員留任案の提示、2023年度の会計報告と監査結果報告がなされ、それぞれ全員全員の賛成で承認されました。活動実績においてChatGTPをテーマとした勉強会が専任者以外にも聴講者を招いての開催になったことは特筆点でした。

そして、2024年度会長から活動計画案が説明されました。引き続き、例会、ワーキング活動、勉強会の3部構成で定例会10回を行います。ワーキングテーマは年2テーマ以上とし、1テーマは外部発表を視野に入れて選定します。

また、2024年度にはINFOPROでの発表も予定しており現在準備中です。

活発な議論の後、活動計画案も全員全員の賛成で承認されました。

2024年3月度定例会

開催日:2024年3月4日

2024年7月開催のINFOPRO2024(INFOSTAのシンポジウム)で、再公表特許発行中止の影響について、発表案ベースに活発な討議を実施しました。発行中止前後でのDBでの収録対象の相違や発行中止後の公開系公報での集計の注意点などを具体的な事例に示しながら基づいて発表する予定で、次回以降も検討が継続されます。
個人研究発表では「企業の知財活動に寄与する環境整備」「After the 炊飯器」。前者は、導入ツールを活用した分析テンプレートの検討・設定することで効率化・精度均一化とクイックレスポンスの効果が期待できるとのことでした。後者は、2021年7月号INFORSTA会誌「情報の科学と技術」に掲載し炊飯器を題材にしたIPL検討WG活動結果のその後の動向の紹介でした。身近な家電のため、新たな機能として特許出願されていたパッククッキングの話題は盛り上がりました。

2024年2月度定例会

開催日:2024年2月5日

2024年7月に開催のINFORPRO(INFOSTAのシンポジウム)への発表会への参加有無と発表の内容について活発な討議を実施しました。

討議の結果、JEA活動を多くの方に知ってもらうためにも発表会へのエントリーが決定しました。発表内容としては2022年に発行が中止された再公表特許による公開系公報での集計の注意点や、グローバル化によりPCT出願が増加、などの候補があり、次回以降も引き続き検討する予定です。

今月は個人研究発表やWG活動は行われておりません。

2024年1月度定例会

開催日:2024年1月12日

個人研究発表は2テーマ発表されました。1つ目のテーマ「生成ALによる要約、要旨、要点」はchatGTP3.5とcopilotを用いて「要約、要旨、要点」を生成させ、AIの違いやプロンプトの違いにより生じる生成結果の特性を整理したというものです。二つ目のテーマ「公報URLのリンクチェック、およびリンクNG発生状況の把握」では、特許検索システムのベンダーが提供する公報URLにリンクNGが発生しているかを自動でチェックするVBAを作成し、リンクNGの発生状況を把握されました。

2023年12月度定例会

開催日:2023年12月11日

今月は個人研究発表が2件行われました。Patsnapが提供する予測CPCと国際出願(PCT出願)動向についてです。予測CPCは、CPCを採用しない国を含め、詳細なCPC分類を利用した分析が可能なので、有用機能であるが、発表では付与状況の報告であり、付与精度の検証が難しく、付与精度の検証が課題となりそうです。もうひとつの国際出願(PCT出願)動向では、近年、事業のグローバル化に伴い、国内出願からPCTからの国際出願に移行している企業があるとの状況を検証した結果で、国内全般で国内出願が減少する中で、PCTからの国際出願が増加傾向である点と、グローバルなビジネスを展開する企業のPCT出願比率が8割を超えていることも確認できました。

2023年11月度定例会

開催日:2023年11月13日

今月は個人研究発表が2件行われました。ひとつはIPHONEランドスケープに関する知財部員のスキルを社内でどのように評価するかというテーマで、もうひとつは社内で特許情報を提供するにあたり、ほぼ同じ内容の公報を読まないで済むようにするためにファミリーの中のどの国出願されたものを代表して情報提供するかというテーマです。

ワーキンググループ活動では、次のテーマを何にするか話し合いました。その結果、IPCの遡及付与に関する研究を行うこととになりました。遡及の実態を把握し、会社で質問されたときや研修講師を行うときに正しく伝えられるようにしたいなどの理由からです。

個人研究発表でもワーキンググループテーマ選定でも業務上の具体的な課題について意見交換ができました。

2023年10月度定例会

開催日:2023年10月16日

今月はアイディエーション・ジャパンの上村様をお招きし、「chatGTPを活用した超効率的な発明法」についてご講演いただきました。発明の創出に活用した事例の紹介、ChatGTP等の生成系AIの活用ポイントなど、大変参考になるお話を伺うことができました。

JEAでは年に数回、メンバーの興味があるテーマで勉強会を開催しています。今回久しぶりに外部公子をお招きして、よい刺激を受けることができました。

2023年9月度定例会

開催日:2023年9月4日

個人研究発表会では、GXTIを活用した分析手法が発表されました。一覧表中の各出願に分類付与するのにVBAを使用した効率化策も紹介いただきました。GXTIの活用は各社注目のようです。

ワーキング活動ではJP再公表中止の影響を各社のデーターベースで確認し、結果を一覧表にまとめました。このテーマのワーキングは今回の開催で終了です。メンバー毎に確認結果を持ち帰り2回の開催で結果を纏めました。皆様、お疲れ様でした