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   updated:2009.2.6
日本EPI協議会
特許解析シンポジウム 2009
     
次世代型特許マップの可能性を考える
  昨今、特許情報を解析・可視化し、群としての傾向や特徴を把握して、研究開発や知財戦略立案等に活用する業務が重要になっており、それらの業務を支援するシステムやツールが多数提供されています。ここ数年、注目度が高まっているテキストマイニング技術を利用した次世代型特許マップもその一つです。
ところが、ユーザーサイドからみるとシステムの機能は理解できますが、知財業務や研究開発にどのように生かせるかが今ひとつよく判らない状況です。

日本EPI協議会では数年に亘り、特許情報に基づく解析の事例検討を行い、解析結果をどのように企業活動に活用していけるか検討してきました。
今回、更に理解を深めるため、できるだけ実際の場面を想定し、研究開発段階で直接的に利用できる事例を中心に、特許情報解析ツールを提供しておられる各社からご発表いただき、意見交換のできる場としてシンポジウムを開催する事にいたしました。

このシンポジウムでは、システムの操作説明は最小限とし、どのような結果が得られ、それはどのような意味を持ち、社内においてどのように納得性があり、どのような企業活動の場面に役だてられるかなど、できるだけ具体的な事例を勉強できる場にしたいと考えております。

御社の知財戦略、技術戦略を検討する際に、一歩進んだ特許情報の活用とは何であるかを考える上で何らかのヒントを得ていただきたいと思います。
 開催日時:2009年 2月6日 (金曜日) 10:00〜16:30
 場所  :国立科学博物館 講 堂 (上野)
 定員  :100名 当日参加者 72名
 参加費 :5000円/名 (昼食代は含みません)  
      なお、本シンポジウムは営利目的のイベントではありませんが、
      会場借用等の諸費用をまかなうために有料にしました。

プ ロ グ ラ ム
第1部
10:00-11:40
開会のご挨拶
日本EPI協議会会長 堀越 節子
10:00-10:05
基調講演
「特許情報解析の研究動向」
筑波大学 大学院図書館情報メディア研究科
藤井 敦 准教授
10:10-11:10
特許情報による解析事例の研究発表
「開発テーマ探索における特許可視化ツールの利用」
日本EPI協議会 国司 洋介
11:10-11:40
<昼食>     11:40-13:00
第2部
13:00-14:30
発表3件
「STN AnaVistを用いた特許情報解析〜技術キャッチアップ〜」
化学情報協会
13:00-13:30
「−企業動向の俯瞰的把握− ソニーの有機EL出願傾向について」
日本パテントデータサービス
13:30-14:00
「「AnVi seers」を活用した文献情報解析活用事例〜産学連携・共同研究状況の俯瞰〜」
科学技術振興機構
14:00-14:30
<休憩>     14:30-14:50
第3部
14:50-16:20
発表3件
「カーボンナノチューブにおける用途解析及び新規性調査」
トムソンコーポレーション
14:50-15:20
「ATMS/Analyzerによる戦略的知財管理の実現」
富士通研究所
15:20-15:50
「発想支援・解析ツールXLUS(カイラス) を用いたR&D・IP戦略策定のための俯瞰解析」
創知
15:50-16:20
  閉会